
大和田 哲也さん
- 受験回数:1回
- 年齢:32歳(受験時)
- 合格までの期間:1年間
- 1日の平均学習時間:3~4時間
- 試験までの総学習時間:1300時間
- 行政書士の志望動機:家業で必要となったため
- 学習開始時点の法律知識:社会保険・労働保険等、社会保険労務士としての知識のみ。行政書士試験の範囲とはほぼ重複しません。
- カレッジ2年セーフティーコース受講
クレアールを選んだ理由
1つは、地方居住のため通学できる予備校が近所になく、かといって独学ではどのように学習を進めればよいかわからなかったためです。
もう1つは、一昨年に社会保険労務士講座を受講しており、クレアールを使用した学習の進め方にある程度目途がついていたことです。
最後に、たとえ1年目で不合格であっても2年目も引き続き学習できるセーフティーコースが選択できたことです。
学習のスタイル
行政書士講座は、開始~半年くらいまでは基礎講座、半年後~試験2か月前までは演習講座、直前期は模試と直前講座、とはっきり分かれています。そこで、以下の通り学習をしていました。
基礎講座期
おおむね2週間に1度、15~25コマの講座が配信されるので、まずは最初の1週間で配信される講座をすべて視聴しました。残り1週間は3wayテキスト(編者注:現在はマルチパステキスト)に載っている過去問を解きつつ、テキストを自分で読み返し、場合によってはテキストの書き写しなども行って記憶に努めました。
演習講座期
科目別パーフェクト答練などの演習講座が配信されるので、まずは配信された問題を解き、その後間違えた問題は講座を見て復習する、ということを繰り返していました。人によると思いますが、私はプリンターを自由に使える学習環境でしたので、都度問題を印刷し、「○ならなぜ○なのか」、「×ならその理由となる部分は何か」、という回答の理由となる箇所に下線を引き、単に解けたか解けないかではなく、なぜそうなるのか、を意識しながら問題演習を繰り返しました。
また、それと並行して、この時期に横断整理を行っていました。例えば、行政事件訴訟法では仮の義務付けと仮の差し止めについての要件の整理をする、会社法であれば文書の閲覧について裁判所の許可が必要か否かの観点で表を作る、などです。
直前期
模試及び答練の復習、思い出したように単元テストの見直しを行っていました。特に私は模試の成績が良くはなかったので(B判定でした)、自分の実力がどの程度のものなのか確認するつもりで、市販の模試形式の問題集を購入したりしていました。
試験を振り返って
「これはきっと出ないと思います」と杉田先生が仰ったことは出ませんでした(個人情報保護法関係)。「これは気を付けていたほうがいいと思います」と杉田先生が仰ったことは出ました(民法 問33)。
講義中に竹原先生が仰ったとおり、「予備校は試験問題を当ててナンボ」というところがありますが、クレアールの先生達は「気を付けるべき問題」を教えてくれました。あとはそれを覚えていけばよいと割り切れれば、学習中悩むことなく試験問題を見ても慌てることなく対応できるのではないかと思います。
最後に
1年間で2回、メールにてクレアールに質問させていただきました。いずれも「回答が違うのではないか」という不躾な質問ではありましたが、1週間と経たずに返答をいただき、感謝しております。
1年間ひたすら勉強をする、というのは学生時代以後久しくなかったことではありましたが、やりがいのある有意義な1年となりました。この場をお借りし、講師の杉田先生、竹原先生、クレアール行政書士のスタッフ様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
「気をつけるべきところを教えてくれたクレアール」大和田 哲也さんは行政書士合格を目指すならクレアールで公開された投稿です。